PV電気防蝕

特殊開発のイオンペーストを塗装し、陽極を貼り付け電流を流す事により、赤錆分を分解し、黒錆となり更に鉄へ変化します。
また、PV電気防蝕した部分は、PV電気防蝕しない場合と比較して鉄イオンが抜けにくくなる為、長期の間赤錆が発生を防ぎます。

用途に応じた2種類の防食技術

ペースト式

<使用例>

ペースト式はすでに錆びている物の錆を取り、さらに防食を継続して行う塗料は金属塗装時の下地材として使用すれば、そもそも錆が発生せず上塗り塗装が割れないという性能です。PV電気防蝕用イオンペーストは、防蝕が困難なアンカーボルト等に効果的です。

塗料式

<使用例>

イオン塗料式は、粘度の高いイオンペーストの対象となるボルト等の比較的小さな対象物に比べ、工場の壁面や建物など広い面積、吹付け塗装が可能です。
これにより、橋梁や鉄骨、鋼板全体の「面」に対しても、電気防蝕を実現します。

鉄の酸化(錆)とは

「錆」は腐食によって生み出される金属の酸化物
私たちが最も日常目にする身近な「さび」は、鉄(Fe)のさびではないでしょうか。これは主に鉄の酸化物です。
これは鉄の表面に水と酸素があると鉄の酸化が起きることで生じます。
表面が水で覆われることで鉄分子が一部イオン化し、酸素と水と反応することで、あの独特の茶褐色のさび(主な成分は水和酸化鉄:Fe2O3・H2O)となります。

鉄の酸化(錆)とPV防蝕のメカニズム

鉄の酸化(錆)とPV防蝕のメカニズム 実際の画像

第3者機関による効果立証試験

試験報告書

試験方法

4800時間 試験期間の目安
沖縄地方13年相当
国内重塩害地域30年相当
国内内陸地80年相当

JIS H 8502塩水噴霧加速度試験

PV電気防蝕の施工実験(ペースト式)

PV電気防蝕フィールド試験(2022年)

鹿島建設合同熱海ビーチライン照明用アンカーボルト

PV電気防蝕の施工実験(イオン塗料)

PV電気防蝕イオン塗料手順について

PV電気防蝕イオン塗料 フィールド試験1

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